eBayのFile Exchangeと在庫管理表をExcelで連携させる方法

2017-06-07

こちらでも書いたように、eBay(イーベイ)のFile Exchange(ファイル・エクスチェンジ)機能を使いこなすためには、Excel等の表計算ソフトをうまく使いこなす必要があります。

eBayでFile Exchangeを使いこなすためのExcel3つの機能
eBayのFile Exchangeを使うためには、Excel等の表計算ソフトが必須です。それは、(1)eBayからダウンロードするFile Exchange用データ(2)File Exchange用の入力デ...

前回は、File Exchange用のデータを作成するために覚えたら便利なExcelの3つの機能を紹介しました。

こちらの「eBayでFile Exchangeを使う準備(データ連携のコツは・・・)」のページに書いた通り、File Exchangeの活用のコツは、Excelで作った在庫管理表との連携です。
 

eBayでFile Exchangeを使う準備(データ連携のコツは・・・)
eBayでFile Exchangeを使うと言っても、eBayからダウンロードしたデータだけでは、あまり活躍の場がありあせん。File Exchangeは在庫管理表などの他のデータと連携して...

 
 
今回は、Excelを使ってFile Exchangeと在庫管理表を連携するための方法を2つ紹介します。
 

ポイントExcelを使ったFile Exchangeと在庫管理表の連携とは?

eBayのFile Exchangeと在庫管理表をExcelで連携させる方法

 
eBayからダウンロードしたFile Exchange用のファイルにある商品と在庫管理表にある商品を結び付けるのが、Custom Label(管理番号)です。

カスタムラベルとは、eBayでセラーが自由に設定することができるラベル(識別番号・コード)です

このカスタムラベルを使って、eBay上の商品と在庫管理表の両者を結びつけることで、
 
・eBay上の現在価格と、在庫管理表に管理している仕入れ価格から想定利益・利益率を計算
・Excelの在庫管理表にある仕入れ日から長期在庫化している商品のeBay上での販売価格の見直し
・(無在庫販売で)Excelの在庫管理表にある仕入れ場所等の情報から在庫切れ商品の判定する

などを行うことができます。

具体的には、ダウンロードしたファイルにある商品のCustom Labelと在庫管理表の管理番号が一致する行を探し、その行にある、価格情報・仕入れ日等の情報を取得します。

Custom Labelから在庫管理表内のデータを取得するためには、大きく2つの方法があります。

ポイントデータ取得方法(1)vlookup関数の活用

vlookup関数とは、指定した範囲の中から検索条件に一致したデータを検索し、必要なデータを取得できる関数です。

=vlookup(検索値 , 範囲 , 列番号 , 検索オプション)

という形式で入力します。

具体的な例として、イーベイからダウンロードしたデータのCustom Labelから在庫管理表にある仕入れ価格を取得する場合のそれぞれの入力項目は次の通りです。

  • 検索値
  • Custom Labelを指定します。

  • 範囲
  • 検索範囲を指定します。「在庫管理表」シートのCustom Labelの列から仕入れ価格が記載されている列までの範囲を選択します。ポイントは、左端がCustom Labelであること。

  • 列番号
  • 取得したいデータが、上記範囲の何列目であるかを指定します。シートの列番号ではないので注意して下さい。

  • 検索オプション
  • 検索を行う際のオプション。Custom Labelを検索する場合には、完全一致する列を検索する必要があるので、「False」と入力します。

注意

vlookup関数を使う場合には、事前に検索する値(Custom Label)を昇順(小さい順)に並べておく必要があります。

ポイントデータ取得方法(2)Match関数+Indirect関数を使った方法

 
Match関数とは、指定した範囲の中から検索条件に一致したデータを検索し、その行数を取得できる関数です。このMatch関数と、セルのアドレスを文字列で直接指定できるIndirect関数を組み合わせて、必要なデータを取得することができます。

Match関数の使い方

=Match(検索値 , 範囲 , 検索オプション)

という形式で入力します。

先程と同じように、具体的な例として、イーベイからダウンロードしたデータのCustom Labelから在庫管理表にある仕入れ価格を取得する場合のそれぞれの入力項目は次の通りです。Match関数では、在庫管理表でCustom Labelと一致する行番号を取得します。

  • 検索値
  • Custom Labelを指定します。

  • 範囲
  • 検索範囲を指定します。「在庫管理表」シートのCustom Labelの列を選択します。

  • 検索オプション
  • 検索を行う際のオプション。Custom Labelを検索する場合には、完全一致する列を検索する必要があるので、「0」と入力します。

Indirect関数の使い方

=indirect(文字列)

という形式で入力します。

先程と同じように、具体的な例として、イーベイからダウンロードしたデータのCustom Labelから在庫管理表にある仕入れ価格を取得する場合のそれぞれの入力項目は次の通りです。先程のMatch関数で取得した行番号を使って、仕入れ価格を取得します。

=INDIRECT(“[シート名]![列番号(アルファベット)]” & 行番号)

  • シート名
  •  在庫管理表のシート名

  • 列番号
  •  仕入れ価格がある列の番号(アルファベット)

  • 行番号
  •  Match関数で取得した行番号

注意

Match関数で取得する行番号は、「選択範囲」内での行番号です。「選択範囲」の開始行が1行目でない場合には、取得する行番号とシートの行番号が一致しません。なお、Vlookup関数のような事前の並べ替えは必要ありません。

ポイントまとめ

 
イーベイのファイル・エクスチェンジは、在庫管理表との連携がポイントです。今回は、両者を連携させるための方法を2つ紹介しました。

とは言え、読んだだけではピンとこないと思います。
実際に自分の在庫管理表と出品データを利用して使って試してみましょう。
うまくいくとエクセルを触るのが楽しくなるはず。

エクセルを使ってファイル・エクスチェンジのデータを作成する際、
 
・こんなことはできないか?
・このような機能はないか?
 
など疑問がありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

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