Googleスプレッドシートで文字列抽出に使う関数(5)find関数

2019-02-27

Googleスプレッドシートには、Web上からデータを抽出する関数が用意されています。

これらについては、こちらで紹介してきました。

これらの方法で収集したデータには、不要な文字列が含まれていることが多いです。そのため取得したデータから必要な文字列「だけ」を抽出する技術が必要です。

連載で文字列の中から必要な文字列を抽出するために使用できる関数をいくつか紹介します。前回は、Mid関数を紹介しました。

Googleスプレッドシートには、Web上からデータを抽出する関数が用意されています。これらについては、こちらで紹介してきました。 GoogleスプレッドシートIMPORTXML関数:プログラム不要Webデータを取得 GoogleスプレッドシートIMPORTHTML関数:プログラム不要Webデータを取得 GoogleスプレッドシートIMPORTFEED関数:プログラム不要Web更新情報を取得これらの方法で収集したデータには、不要な文字列が含まれていることが多いです。そのため取得したデータから必要な文字列「だけ」を抽出する技術が必要です。連載で文字列の...

今回は、文字列内を検索するFind関数を紹介します。

ポイント Find関数とは?

指定した文字列の中の中から、特定の文字列が最初に現れる位置を返す関数です。

ポイント 使用例

例として、「SoldDate:Feb-26」というeBayの販売日情報から、「:」という部分が現れる位置を検索します。

=Find(検索したい文字列,検索対象の文字列,[検索開始位置])

と記載します。[検索開始位置]は必須ではありません。

この例の場合、この場合、「9」という数字が返ってきます。

ポイント Tips

区切りで使われる記号(この場合「:」)の位置をFindで特定することで、他の関数と組み合わせて、必要なデータを抽出することができます。この例では、Mid関数と組み合わせて、販売月「Feb」を抽出しています。

ポイント まとめ

今回は、文字列内を検索するFind関数を紹介しました。

実際には、これまでに紹介したRight,Left,Midなどの文字列抽出関数や、文字列の長さを返すLen関数などと組み合わせて使うことが多いです。いろいろ試してみて下さい。

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