Google スプレッドシート:定期的にプログラムを自動実行(GASトリガー機能)
2019-02-10
当ラボでは、誰もが無料で使うことができるGoogleスプレッドシートを使って様々なサイトから必要な情報の取得を仕組み化したツールを提供しています。
連載で「IMPORTFEED関数」を活用したフォローセラーチェックツールの作り方を紹介してきました。
このようなチェックツールは、定期的に更新・確認するものです。どうせなら、更新作業も自動化したいものです。
そこで、今回は更新ボタンを毎日、自動で実行する方法を紹介します。
トリガー機能を使う
Googleスプレッドシートのプログラム(スクリプト)機能Google Apps Script(GAS)には、スクリプトを自動で実行するトリガー機能があります。
トリガー機能を使えば、一定の条件で、指定のプログラム(スクリプト)を自動実行することが可能です。
使用できる条件は、大きく次の3つです。
・特定の日時(カレンダーから)
・一定の周期(時間主導型)
・スプレッドシートの編集(スプレッドシートから)
今回は、これらのうち、「一定の周期(時間主導型)」で実行する方法を紹介します。
トリガーの設定方法
下記の手順で、トリガー設定画面を開きます。
実行する関数と実行条件を入力します。今回は、一日1回実行する場合の設定方法です。
・イベントのソースを選択:時間主導型
・時間ベースのトリガーのタイプを選択:日付ベースのタイマー
・時刻を選択:午前0時~1時
日付ベースのタイマーの場合、実行時間を○時○分と正確に決めることはできません。○時から○時の間に実行という設定方法になります。
設定を保存すると、下記のように設定したトリガーが表示されます。
まとめ
このようなチェックツールを毎日、手動で実行するのは大変です。自動実行でラクできるところは、どんどん自動化の仕組みを構築していきましょう。