Google スプレッドシートを開かなくても中身をチェック(ウェブ公開)
当ラボでは、誰もが無料で使うことができるGoogleスプレッドシートを使って様々なサイトから必要な情報の取得を仕組み化したツールを提供しています。
連載で「IMPORTFEED関数」を活用したフォローセラーチェックツールの作り方を紹介してきました。
このようなチェックツールは、定期的に更新・確認するものです。どうせなら、更新作業も自動化したいものです。
前回は、自動更新の方法を紹介しました。今回は、スプレッドシートを開くことなくシートの内容(更新結果)を確認できる方法を紹介します。
ウェブ公開機能を使う
Googleスプレッドシートには、シートをWeb上に公開するウェブ公開機能があります。この機能を使うと、Googleスプレッドシートを開くことなく、通常のWebページとして内容が表示されます。
前回紹介した自動更新機能とWeb公開機能を使えば、ブラウザのお気に入りからチェック結果に簡単にアクセスできるようになります。
ウェブ公開の方法
ウェブ公開は、Googleスプレッドシートの標準機能なので、下記の手順で簡単に設定することができます。
(1)「ファイル」ー「ウェブに公開」を選択
(2) 公開対象(シート)を設定
(3)「公開」をクリック
(4) URLをコピーしてブラウザに貼り付け
デザインはダメですが、中身を確認するには十分使うことができます。
ウェブ公開の停止
ウェブ公開の停止は下記の手順で行います。
(1)「ファイル」ー「ウェブに公開」を選択
(2)「公開停止」をクリック
ウェブ公開の注意点
簡単に設定できるウェブ公開ですが、注意点がいくつかあります。
・URLが分かれば誰でもアクセスができるので公開内容に個人情報等の重要な情報が入らないように注意しましょう。
・ウェブ公開にはタイムラグがあります。シートを変更してもすぐに内容は反映されません。
まとめ
ウェブ公開を使えば、手元にスマホがあればどこでも簡単にチェック結果を確認することができます。このようにちょっとした手間でスキマ時間を効率よく活用することができます。このようなちょっとした仕組み化を積み重ねていきましょう。