eBay輸出の商品リサーチで知っておきたい5つの検索テクニック

eBay輸出（せどり）の最大のポイントが仕入れです。eBay輸出で良い仕入れを行うために必要なのがリサーチです。最初は、eBay輸出をはじめとする輸出関連のサイト・セミナー等で得られる「輸出で儲かる商品リスト」など使って仕入れを行うところから始めますが、最終的には自分でリサーチをできるようになる必要があります。

商品リサーチでは、eBayのサイトでどれだけ売れているか、いくらで売れているかを確認する必要があります。このため、eBay輸出において商品検索スキルが、商品リサーチの精度向上につながります。ここでは、eBay輸出の商品リサーチで知っておきたい、４つの検索テクニックを紹介します。

リサーチに使う検索ワードの精度を高める

eBay輸出商品リサーチで知っておきたい５つの検索テクニック+α

新品から個人の中古品・アンティーク商品まで何でも取り扱うeBayでは、商品を探す際に、商品名（型番）ではなく、複数のキーワードを使って商品を探します。このため、eBay輸出（せどり）の商品リサーチを効率的に行うためには、キーワード入力のスキルを上げ、余分な結果を排除したり、キーワードのゆらぎを考慮した効率的な商品リサーチが必要になります。ここでは、３つの検索オプションを紹介します。

(a)除外ワード「-」
検索の際に特定のキーワードを除外する場合には、除外したいキーワードの前に「-」を付けます。

例：「Canon EF 100mm F2.8 Macro」というカメラのレンズを調べたい時

・検索窓に「Canon EF 100mm F2.8 Macro」と入力して検索
類似商品である「EF 100mm F2.8 Macro USM」「EF 100mm F2.8 Macro IS USM」という２つの商品も含んだ検索結果となります。

・検索窓に「Canon EF 100mm F2.8 Macro -USM」と入力して検索
目的の商品である「EF 100mm F2.8 Macro」のみの検索結果が表示されます。

(b) Or検索「(A , B)」
AかBのどちらかのキーワードが出てきている場合には、このような記載をします。

例：アニメ「妖怪ウォッチ」関連の商品が売れているか調べる場合、「yokai watch」と英語表記で検索しますが、その他にも「yokai watch」「youkai watch」「yo-kai watch」など複数のキーワードがあります。これらのキーワードいずれかを含む商品を検索したい場合、「(yokai , youkai , yo-kai) watch」と入力して検索することで一発で欲しい検索結果が得られます。

(c)語順一致検索「” “」
ある複数のキーワードの語順に完全に一致するものを検索したい場合に使います。

例：「ドラゴンクエスト４」というゲームソフトについて調べたい場合、「Dragon Quest 4」と検索するとPlayStation4関連のドラゴンクエスト商品も検索されてしまいます。ここで、「“Dragon Quest 4”」と入力して検索することで「ドラゴンクエスト４」だけの商品結果に絞ることができます。

検索オプションを使う

eBay輸出商品リサーチで知っておきたい５つの検索テクニック+α

キーワードで検索した後、検索結果左側のオプションを使うと、検索結果をさらに絞り込むことができます。ここでは、商品リサーチに使えるオプションをいくつか紹介します。

・カテゴリー検索
結果に一覧にヒットした商品のカテゴリー一覧が表示されます。表示されている検索結果の中から特定のカテゴリーの結果に絞り込む場合に利用します。

例：「Canon EOS Kiss」と検索すると「Digtal Cameras」「Film Cameras」などが表示されます。これを選ぶことで商品を絞り込むことができます。

・Condition
新品(New)若しくは中古品(Used)を絞る機能です。新品が表示される商品は、現在販売中の商品であるということも分かります。

・Price
販売価格を絞る機能です。自分がeBay輸出で取り扱いたい価格帯の商品の絞り込みや、特定の商品の価格帯を調べるために利用します。

例：「Canon」のEFレンズで販売価格$500以上の商品をリサーチする場合

①「Canon EF」というキーワードで検索
②「Price」に$500以上と入力
これで、$500以上で売れている商品を絞り込むことができます。

・Format
販売形式を絞る機能です。「All Listings（すべて）」「Auction（オークション形式）」「Buy It Now（固定価格）」の３つの選択肢があります。この機能を使うことで、自分が出品する形式での相場が分かります。

・Show Only・・・「Sold」
利幅の確認だけがリサーチではありません。回転数（どれくらいの頻度で売れるのか）及びライバル数を確認する必要があります。回転数は、その商品の販売実績と現在の販売数を確認することで見通しを得ることができます。このオプションは、売れた実績のみを表示する機能です。表示範囲は過去2000個若しくは３ヶ月以内程度です。「Sold」のチェックを入り切りすることで、過去の売れた個数・販売価格と現在の販売個数・販売価格が分かります。

日本人セラーの履歴を追う

eBay輸出商品リサーチで知っておきたい５つの検索テクニック+α

商品を購入するバイヤーから見た場合、自国のセラーから購入する場合と日本人セラーから購入する場合では、送料・入手までの期間・関税の条件が異なります。このため、商品の相場を調べる場合には、日本人セラーの履歴を追う必要があります。具体的には、eBayのAdvanced Searchという機能を使います。

①検索窓の脇にある「Advanced」のリンクをクリックし、Advanced Searchを開く
②キーワード入力後「Location-Located in」で「Japan」を選択してから検索

自分が販売している商品を取り扱っているセラーが多い国を選んで販売実績を見ることで、新しい商品・販売方法を見つけることも出来るかもしれません。

キーワードに商品状態を追加する

eBay輸出商品リサーチで知っておきたい５つの検索テクニック

中古商品で販売実績が数十個表示されるような人気商品の場合、販売価格が大きくばらついているものがあります。これは、商品のコンディションが異なることが大きな原因です。このような商品の価格を把握するためには、商品状態を表すキーワードを追加してリサーチします。

例：商品状態を表すキーワードを追加

「Mint」・・・コンディションがとても良い商品
「Box」「Boxed」・・・箱付き商品
「Case」「Strap」・・・付属品付きの商品

トップセラーが販売している商品をチェックする

eBay輸出商品リサーチで知っておきたい５つの検索テクニック+α

検索結果のページで「Top-rated-seller」のマークが表示されている商品があれば、そのセラーが販売している商品をチェックしてみましょう。同じカテゴリーで自分が取り扱うことができそうな商品が見つかるかもしれません。

効率的なリサーチで経験数を増やす！

eBay輸出商品リサーチで知っておきたい５つの検索テクニック+α

いくら机上でリサーチをしても利益は生まれません。最終的には実際に仕入れて販売してみる必要があります。実際に仕入れて販売してみると「思ったより高値で売れた」「すぐに売れた」「なかなか売れない」「想定価格で売ることができない」など多くの気付きを得ることができます。これらの経験が、更にリサーチの精度を上げていくことになります。そして、この経験数を増やすこと・数をこなすこと。数をこなすためにはそれなりに時間がかかります。また、失敗することになります。この経験数をどれだけ早く増やすかが大切です。効率的なリサーチで、商品を見つけたらまずは小さく売ってみましょう。その一歩がリサーチスキルの向上につながります。

（+α）中古品を扱うならeBayの売れ筋が分かったらeBayとフリマサイトをまとめてチェック

eBay輸出商品リサーチで知っておきたい５つの検索テクニック+α

個人が中古品を扱うのであれば、仕入先としてメルカリ・ラクマ・ヤフオクなどのフリマサイトを外すことはできません。

eBayで良い商品を見つけたら、ブラウザのタブを切り替え、メルカリ・ラクマ・ヤフオクと複数のサイトを検索・・・

あとは、これをどれだけたくさん繰り返し、良い商品を数多く見つけることができるかが勝負です。

そうは言っても、このような単純作業効率化したいですよね。
そこで、当ラボでは、リサーチに役立つツールを用意しました。

こちらのツールを使えば、キーワードを入力後、ボタン一つでeBayと複数の仕入元サイトを同時に検索し、1ページにまとめて結果を表示します。

是非 ↓ のバナーリンクから詳細を御覧ください。

eBay輸出の商品リサーチで知っておきたい5つの検索テクニック