eBayで売れる商品リサーチ、ヤフオクでジャンク品はどう判断する?
eBay輸出の成功のカギは良い商品を安く仕入れること。
個人がeBay輸出で中古品を取り扱う場合、最大の仕入先であるヤフオクを外すことはできません。多くの場合、店舗などに比べて安い価格でeBay輸出用の商品を仕入れることができます。そのヤフオクで商品をリサーチしていると「ジャンク品・動作未確認」という言葉がよく出てきます。
うまくいけば良い商品が思わぬ安値で仕入れられることがある「ジャンク品・動作未確認」。この「ジャンク品・動作未確認」という言葉、eBay輸出の商品リサーチをする際、どのように考えるべきでしょうか? 私がeBay輸出の商品のリサーチ・仕入れをする場合には、「出品者」及び「商品」を見て仕入れる(入札する)か否かを判断することにしています。
ジャンク品でも仕入れる判断基準1:出品者
eBay輸出:ヤフオクの商品リサーチでジャンク品はどう判断する?
これまでも述べてきたとおり、ヤフオクの商品リサーチで大切なのは記載されている商品コンディションだけでなく、誰が出品しているか?すなわち「出品者」です。
eBay輸出:守りを考えたヤフオクリサーチ&仕入れ |
ジャンク品と書いてあっても仕入れ候補として良いのは、(a)一般の出品者 (b)リサイクルショップ・質屋です。逆に、仕入れない方が良いのは、(c)その商品を専門に販売している「転売屋」です。これは、出品している人の立場に立って考えてみると分かります。
(a)一般の出品者の場合
家族が使っていた不要品で自分が使ったことがない・難しくて使うことができない商品を出品する場合、商品状態を記載することが困難です。万一、動かないとクレームを言われても困ります。そこで「ジャンク品・動作未確認」として商品を出品しようと考えます。
(b)リサイクルショップの場合
何でも引き取るリサイクルショップ・質屋等の場合、商品知識がなく検品できない商品を買い取ることもあります。このような商品を出品する場合、商品状態を記載することが困難なため、「ジャンク品・動作未確認」として商品を出品します。
(c)その商品を専門に販売している「転売屋」の場合
その商品を専門に取り扱っているため、当然自分で動作確認ができます。コンディションが良い商品の場合、商品状態を詳しく書いた方が高く売れます。一部不具合がある商品の場合、そのまま書くと安値で落札されてしまいます。そこで「ジャンク品・動作未確認」と記載すれば、商品知識が無い人が高値で落札してくれるかもしれない、不具合があっても文句を言うことができないだろう。このような考えで「ジャンク品・動作未確認」として商品を出品します。
それでは、これらの出品者をどのように見分ければ良いでしょうか?3つの判断基準があります。
●出品中の商品
同じカテゴリの商品ばかり出品しているのであれば、それはその商品を専門に販売している「転売屋」と考えられます。
●出品者の評価
出品者の評価を見ると何を出品していたかわかります。
●出品文
こちらにも書きましたが、転売屋には独特な出品フォーマットがあります。出品文・フォーマットを見ると「転売屋」か否かわかります。
eBay輸出:ヤフオクリサーチ時には注意!転売屋の特徴と注意点(カメラ編) |
ジャンク品でも仕入れる判断基準2:商品
eBay輸出:ヤフオクの商品リサーチでジャンク品はどう判断する?
仕入れても良い出品者の中でどんな商品であればジャンクでも仕入れるか? 次の3つの商品を仕入れ対象としています。
(1)壊れにくい商品
多くの商品を取り扱っていると壊れやすい商品・壊れにくい商品が分かってきます。壊れにくい商品であれば仕入れ対象とします。一方、壊れやすい・劣化しやすい部分がある商品があります。カメラで言うと曇りやすいレンズや露出計(明るさを測る機械)が壊れやすい機種などがあります。そのような商品であれば仕入れるのを控えるか、壊れていても良い金額で入札します。
(2)取扱いが難しい商品
古い商品やとっつきにくい商品、カメラであれば「中判カメラ」のようなものであれば仕入れ対象とします。これらの商品は、壊れそう・どう操作してよいか分からないなどの理由で動作確認をしないで出品する可能性があります。このため、「動作未確認」「動作未確認のためジャンク扱い」としていることが多いからです。
(3)修理可能な商品
壊れていても、自分で修理ができる商品であれば仕入れ対象とします。ただし、修理前提で仕入れ過ぎると修理が追いつかなくなり、家に出品できない商品が貯まってしまうので注意が必要です。
効率的にチェックする仕組み作りを
eBay輸出:ヤフオクの商品リサーチでジャンク品はどう判断する?
このような基準を使うと状態が良い「ジャンク品・動作未確認」を仕入れることができる可能性が増えます。しかし、残念ながら百発百中とはいきません。ハズレ商品のダメージを減らすためには安く仕入れることが大切です。
そもそも良い商品を安値で落札するのは難しいもの。安値で落札できる可能性は低いため、その可能性を少しでも高めるためには、少しでも多くの商品を確認し、多くの商品に入札することです。しかし、使える時間は有限。出品されている大量の商品を効率的にチェックする仕組み作りが大切です。当研究所のヤフオク仕入れ支援サービス ヤフオクBidListerは、毎日のヤフオクでの入札商品探しを効率化するサービスです。
一週間の無料お試しができます。興味がある方は、お気軽にお申し込み下さい。
ヤフオク複数キーワード一括検索ツール 「ヤフオクMyリスト」
毎日のヤフオクの入札商品探しを効率化
一週間の無料お試しができます。
詳細は、こちらにまとめました。
eBay-ヤフオク商品チェッカー
ヤフオク仕入れの商品リサーチを仕組み化しました!
ボタン一つでヤフオクとeBayを同時に検索、想定利益、販売実績、ライバル数などが表とグラフでひと目で分かります。また、データベース機能を使えば、あなただけの商品リストができます。