Googleスプレッドシートで文字列抽出に使う関数(1)Left・Right関数

2019-02-15

Googleスプレッドシートには、Web上からデータを抽出する関数が用意されています。

これらについては、こちらで紹介してきました。

これらの方法で収集したデータには、不要な文字列が含まれていることが多いです。そのため取得したデータから必要な文字列「だけ」を抽出する技術が必要です。

これから数回に渡って、文字列の中から必要な文字列を抽出するために使用できる関数をいくつか紹介します。

第一回は、Left(Right)関数です。

ポイント Left関数とは?

この関数は、指定した文字列の左(右)の○文字を抽出するというものです。

ポイント 使用例

例として、「2500円」という価格の文字列から数字部分を抽出した例を紹介します。

Left(文字列,抽出文字数)

と記載します。

この例の場合、「2500円」という文字列から左から4文字「2500」を抽出します。

ポイント Tips

Left・Right関数のような文字列を抽出する関数を使用して作成した数字データは、スプレッドシート上で数字ではなく文字列として認識され、計算等に使えない場合があります。
数値として明確に認識させるためには、Left関数を1倍(x1)をするのが簡単です。

ポイント まとめ

今回は、文字列の中から必要な文字列を抽出するために使用できる関数の一つLeft(Right)関数を紹介しました。

実際には、Left(Right)関数と別の関数を組み合わせて抽出することが多いです。今後、組み合わせて使える関数を紹介していきますのでお楽しみに。

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