Googleスプレッドシートで文字列抽出に使う関数(2)Len関数
2019-02-16
Googleスプレッドシートには、Web上からデータを抽出する関数が用意されています。
これらについては、こちらで紹介してきました。
- GoogleスプレッドシートIMPORTXML関数:プログラム不要Webデータを取得
- GoogleスプレッドシートIMPORTHTML関数:プログラム不要Webデータを取得
- GoogleスプレッドシートIMPORTFEED関数:プログラム不要Web更新情報を取得
これらの方法で収集したデータには、不要な文字列が含まれていることが多いです。そのため取得したデータから必要な文字列「だけ」を抽出する技術が必要です。
連載で文字列の中から必要な文字列を抽出するために使用できる関数をいくつか紹介します。前回は、Left(Right)関数を紹介しました。
今回は、Left(Right)関数と一緒に使うと便利なLen関数を紹介します。
Len関数とは?
文字列の長さを表す関数です。
使用例
例として、前回と同じく「2500円」という価格の文字列の長さを調べてみましょう。
=Len(文字列)
と記載します。
この例の場合、「2500円」という文字列の長さである「5」が返ってきます。
Tips
このLen関数を使うと、桁数が違う価格データから数字部分を抽出することができます。
数値として明確に認識させるためには、Left関数を1倍(x1)をするのが簡単です。
まとめ
今回は、文字列の中から必要な文字列を抽出するために使用できる関数の一つLen関数を紹介しました。
実際には、Left(Right)関数などと組み合わせて使うことが多いです。使ってみて下さい。