eBayでFile Exchangeを使う準備(データ連携のコツは・・・)
eBayでFile Exchangeを使うと言っても、eBayからダウンロードしたデータだけでは、あまり活躍の場がありあせん。File Exchangeは在庫管理表などの他のデータと連携して使うことで本当の威力が発揮されます。
では、eBayからダウンロードするデータと自分の在庫管理表をどのように関連付けたら良いでしょうか?
その答えが、「カスタムラベル(Custom Label)」です。
File Exchangeを活かすことができる、カスタムラベルとは?
eBayでFile Exchangeを使うための準備!(データ連携のコツは・・・)
カスタムラベルとは、eBayでセラーが自由に設定することができるラベル(識別番号・コード)です。この項目はもちろん無料で使うことができます。
このカスタムラベルは、新規出品時はもちろん、出品中もSeller Hubから設定することができます。一度設定を行えば、eBayからダウンロードする出品中商品のデータ(Active Listingデータ)や、販売終了商品のデータ(Unsoldデータ)の中に読み込まれます。
このカスタムラベルに在庫管理表の管理番号を入れることで、
・eBayからダウンロードしたデータ
・在庫管理表
という2つのデータを組み合わせて使うことができるようになります。
これがFile Exchangeを有効に活用するために役に立ちます。
具体的には、eBayからダウンロードしたデータにある「カスタムラベル」をキーワードとして在庫管理表を検索、一致する商品の情報を使って、価格の改訂・出品の取り下げ等を行うことができます。また、プログラムを使わなくてもExcelであれば、「Match関数」や「Vlookup関数」などを活用すれば、様々なデータを呼び出して活用することができます。
カスタムラベルに何を使うか?
有在庫商品の場合、皆さん在庫管理表を持っているはずです。その中で、通し番号を振って管理している人も多いでしょう。私の場合、通し番号+アルファベット1文字(商品の種類)という組み合わせのラベルを使用しています。
無在庫商品の場合、在庫管理表という概念は無いです。しかし、仕入元のURL・商品番号など、その商品と見分ける番号をカスタムラベルとして使用しています。一番良いのは、仕入元のURLの一部を使うこと。例えば、Amazonから仕入れる商品であれば、Amazon独自の商品管理コードであるASINコードを使えば良いと思います。カスタムラベルから商品URLが分かれば、在庫チェック等も用意になり、在庫チェック等も可能になります。
カスタムラベル設定で最も重要なポイント
カスタムラベルは、自由に設定することができますが、File Exchangeと連携させるのであれば、これだけは守って欲しいルールがあります。それは
同じ番号が2つ無いこと。
つまり、ある番号に対する商品は1つに絞ることができるということです。
(例)
カメラのカテゴリの管理番号1から1000番
おもちゃのカテゴリの管理番号1から1000番
という番号で商品を管理している場合、カスタムラベルに数字だけを入れると同じ番号の商品が2つ存在してしまいます。この場合、番号の前後にカテゴリのイニシャルを入れたものをカスタムラベルとして入力することで重複を避けることができます。
カスタムラベルの設定方法
カスタムラベルは、新規出品時はもちろん、出品中もSeller Hubから設定することができます。
(1)新規出品時
個別の出品ページの中にもこのように、カスタムラベルを入力する欄があり、そこで設定することができます。
また、「ファイル・エクスチェンジ」を使って出品する際は、Custom labelという項目を追加することで設定することができます。
(2)出品中の商品にカスタムラベルを追加
現在出品中の商品にカスタムラベルを追加するにはどうすればよいでしょうか?一つ一つ商品のReviseボタンを押して設定していくことも可能ですが、数が多いと大変です。そんなときには、eBayのSeller-Hubからカスタムラベルを追加するのが簡単です。
①Seller-Hubから「Manage Active listing」を開く
②右上の「Customize」ボタンをクリック
③左側にある「Custom label」のチェックボックスをクリックして、「Apply」ボタンを押す
④各商品のCustom labelの欄をクリックし、データを追加する。
この方法だと、Excelを使う必要が無いこと、画面の切替が必要なくすぐに変更が反映されるので簡単にデータを追加することができます。
カスタムラベルの活用でファイル・エクスチェンジを有効に活用しよう
当ラボでは、在庫管理表、その他、様々なデータと連携させた「ファイル・エクスチェンジ」による出品管理ツールを提供していく予定です。
メルマガ等で、β版のモニターなどを募集していく予定ですので、興味がある方はチェックしてください。
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