eBayのFile Exchangeなんて嫌い・・・だからこそ
前回は、eBayで出品数を増やすためには、File Exchange(ファイル・エクスチェンジ)は必須ということを紹介しました。
そうは言っても・・・と思っているあなたに、eBayでFile Exchangeを使うべき理由をもう一度紹介します。
File Exchangeが嫌われるこれだけの理由→どうすれば良い?
eBayのFile Exchangeなんて嫌い・・・だからこそ
そんなに並べなくても良いよ!と言われそうですが、File Exchangeが嫌われる(敷居が高い)と思われている理由をまとめてみました。
(1)マニュアルが英語
eBayが作っているツールです。当たり前ですが、マニュアルは英語です。また、eBayジャパンのサポートを受けられるようになっても、eBayジャパンではFile Exchangeのサポートはしてくれません。そうでなくてもAmazonなどに比べて少ない日本人のeBayセラー。File Exchangeに関する日本語の情報はとても少ないです。
→逆に、使いこなせればチャンスと考えましょう。人と同じことをやっていてはだめ。一番簡単な差別化は、出品数ではないでしょうか?同じ時間で5倍10倍の出品を行うことができるこのツールを使わない理由はありません。
また、このページを見ている皆さんは英語ができないと言いながらも、すでにeBayで出品をしています。別に文学作品を読むわけではありません。やりたいことは限られています。作業の基本的な流れを把握すれば、あとは必要な時に必要な部分を数行読めば済みます。
(2)入力項目が多い
新規出品を行う場合には、File Exchangeには30項目くらいの入力項目があります。一つ一つの項目は、通常の出品を行うことができるのであれば難しくありません。しかし、数を見て引いてしまう人も多いはず。
→まずは、入力項目が少ない「Relist(再出品)」「Revise(改訂)」の2つの使い方をマスターしましょう。手始めに当ラボで提供しているこちらのツールを使ってみるのも良いかもしれません。
(3)写真の取扱いが大変
新規出品の入力項目で一番難しいのが、写真の取り扱いです。eBayサイトから商品を1品ずつ出品する際は、PC内の写真を選択してその場でアップロードするだけで済みます。しかし、File Exchangeで出品するためには、事前に写真をWeb上にアップする必要があります。写真をWeb上にアップするだけでも大変。その上、写真の場所を1枚ずつ記入していく必要があります。手作業ではとても無理です。
→このような単純作業の仕組み化こそ、当ラボが強みとするところ。うまく仕組み化ができれば、ライバルに差を付けるチャンスになります。
(4)エラーメッセージが分かりにくい
苦労して「ファイル・エクスチェンジ」用のCSVファイルを作成してアップロード。しかし、エラー発生!エラーの中身を見たけど何が原因なのか分からず挫折・・・という人もいると思います。「ファイル・エクスチェンジ」から返されるエラーレポートの内容を見てもなんだかわからないことが多いです。
Googleで調べようとしても日本語の情報が少なく、英語の情報を見てもイマイチわからないなんてこともしばしば。
→最初は、項目が、入力項目が少ない「Relist(再出品)」「Rivese(改訂)」の2つについて、1品だけでファイルを作っていろいろ試してみましょう。小さいことから始めて、試行錯誤していくのがコツです。
(5)Excelの知識、プログラム知識が無いと効果的に使うことが難しい
「ファイル・エクスチェンジ」はデータの羅列です。様々なデータを比較したり、コピーしたり、計算したりと様々な操作が必要です。これらを効率的に行うためには、Excelの知識、プログラムの知識が必要です。実際に出品を試してみても、データを作る手間が大きく、結局、1品ずつの手作業での出品に戻ってしまう人もいると思います。
→自分が行っている出品・再出品・価格改定のルールを他の人に説明できるくらいまで明確にすること。その上で、ランサーズ等のサイトでツール制作をお願いするのも良いでしょう。当ラボでもオリジナルツールの作成を受け付けています。また、誰でも簡単にできるツールを提供していきます。
(6)有在庫販売の場合、在庫管理表の連携が必要
有在庫販売の場合、在庫管理表と連携することで、「ファイル・エクスチェンジ」というツールの威力は増します。しかし、すでに物販を始めており、独自の在庫管理表で管理している方は、その管理表を移行する手間が発生します。
→在庫管理表の管理と連携させることで、出品管理、価格改定など効果的に行うことができるようになります。使いやすい効率的な在庫管理ができるようになります。
(7)無在庫販売で在庫チェック機能との連携は必須
手元資金が無くても始められる無在庫販売。無在庫販売でポイントとなるのが仕入元の在庫チェックです。eBayではSold後のセラー都合のキャンセルは、アカウントにキズが付くため厳禁です。そのためには定期的な在庫チェックと在庫切れ時に速やかな出品取り下げを行う必要があります。しかし、商品数が増えるとその在庫チェックと取り下げ作業は人力では無理です。
→在庫チェックツールと「ファイル・エクスチェンジ」の機能を連携させ、在庫切れ商品の出品を一括で取り下げたり、価格を改訂する必要があります。
最初は小さく、簡単なことで使ってみることから
私が「ファイル・エクスチェンジ」に触れるきっかけとなったのは、知人の勉強会でした。そこで作った「ファイル・エクスチェンジ」のCSVファイルをいろいろ試行錯誤していくうちに、いろいろなことが出来ることが分かってきました。
当ラボのツールが、その便利さに触れるキッカケと慣ればと思っています。
また、皆さんが「ファイル・エクスチェンジ」を使いこなすことにより、充実したeBayライフを遅れるお手伝いができればと思っています。
File Exchangeを活用した便利なツール公開中
FELister
File Exchange用の一括出品ツール。Googleドライブとライバルセラーの出品情報(カテゴリ・ItemSpecifics等)を使って、簡単にFileExchange一括出品用のCSVファイルを作成できます。無料配布中
出品期間が終了した商品を、何も考えずに再出品している方のために、File Exchangeを活用して、価格・タイトル等を修正して一括で再出品する為のツールを作成しました。