GoogleスプレッドシートIMPORTHTML関数:プログラム不要Webデータを取得

2019-01-28

当ラボでは、誰もが無料で使うことができるGoogleスプレッドシートを使って様々なサイトから必要な情報の取得を仕組み化したツールを提供しています。

前回は、プログラム(スクリプト)不要でWeb上のデータを入手できる関数、「IMPORTXML関数」を紹介しました。xPathというちょっとわかりにくい変数についても取得方法を含めて説明してあります。よろしければ御覧ください。

当ラボでは、誰もが無料で使うことができるGoogleスプレッドシートを使って様々なツールを提供しています。このGoogleスプレッドシートには、ExcelにはないGoogle独自の便利な機能(関数)を持っています。今回は、そんな中でプログラム(スクリプト)不要でWeb上のデータを入手できる「IMPORTXML関数」を紹介します。 使い方今回は、ヨドバシ.comのこちらの商品の価格の取得を例にIMPORTXML関数を利用してみます。https://www.yodobashi.com/product/100000001002274011/この数式をスプレッドシートを開いて、適当なセルに入力すると=...

今回は、「IIMPORTXML関数」と同様にプログラム(スクリプト)不要でWeb上のデータ(リスト・表)を入手できる「IMPORTHTML関数」を紹介します。

ポイント 使い方

今日は、eBay輸出をやっている方であれば毎日気になる為替レートの時系列が確認できるこちらのページを例にIMPORTHTML関数を利用してみます。

https://info.finance.yahoo.co.jp/history/?code=usdjpy

この数式をスプレッドシートを開いて、適当なセルに入力すると

=importhtml(“https://info.finance.yahoo.co.jp/history/?code=usdjpy”,”table”,2)



とこちらのように、当該ページにある為替の時系列の表が取得できます。

ポイント 解説

IMPORTHTML関数は、指定したWebページから表・リスト部分の情報を取得する関数です。この関数を使うために必要なデータは、次の3つとなります。

  • 取得したいページのURL
  • 取得したいデータの種類(table / list )
  •  取得するデータの種類がリスト形式か表形式を選択します。
     表形式:当該ページのTableタグ
     List形式:当該ページのulタグ、olタグ
     のデータを取得しています。

  • 何番目のデータか
  •  ページ中の何番目の表・Listなのかを指定します。

    ポイント 引っかかりやすいポイント

    パラメータはダブルクォテーションで挟む

    URLとデータの種類はダブルクォテーション(“)ではさみます。

    何番目のデータかという数字は0から始まります。

    取得したい表・リストを探したい場合には、番号を変化させて調べる必要があります。その際の最初の数字は「0」となります。

    IMPORTHTML関数を入力するセルについて

    呼び出したリスト・表を展開する範囲に別の数字・関数等が入力されているとエラーが発生します。

    ポイント まとめ

    このようにGoogleスプレッドシートには、スクリプト(プログラム)不要で使える便利な関数がいくつもあります。

    ぜひ使ってみて下さい。

    単に現在の為替を取得するのであれば、こちらの方が楽です。

    最近ハマっているGoogle SpreadSheet。前回は翻訳関数 GOOGLETRANSLATE関数を紹介しましたが、もう一つeBay輸出に使える関数を見つけました。eBayセラーがすぐに使えるGoogle Spread Sheetの得ワザそれが、「GoogleFinance」です。株価や為替レートを取得する関数です。使い方は簡単「=GoogleFinance("currency:USDJPY", "average")」とセルに入力するだけで、現在のドル円レートが表示されます。eBay輸出でのお金のやり取りはドルが基本。利益計算を始め、様々な場面でドル円の換算が必要になります。そういう時...

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