Gmailで検索条件を駆使して欲しいメール「だけ」を抽出する方法
Googleスプレッドシートは、Googleが作成したものなので、他のGoogleサービスとの連携が得意です。前回はGoogleスプレッドシート上でGmailの受信データを取得する方法について紹介しました。
そこで、ポイントは「検索条件」と紹介しました。
今回は、その「検索条件」を上手く使って、欲しいメール「だけ」を抽出する方法について紹介します。
Gmailで使える検索条件
Gmailで使える検索条件は、こちらにまとめられています。
例をいくつか紹介します。
(1)eBayで現在取引中の相手からのメッセージを抽出
①「”」(ダブルクォテーション):囲まれたキーワードに完全に一致するもの
②「A|B」:AもしくはBのどちらかの条件に当てはまるもの(OR条件)。ちなみに、「AかつB」という場合には、AとBの間に「 」(スペース)を入力します。
(2)Amazonから送られてくる商品発送のメッセージを抽出
③「from:アドレス」:送信元がアドレスであるもの
④「subject:キーワード」:タイトルにキーワードが含まれるもの
(3)特定期間内のメッセージを抽出(2018/4/16-2018/4/28に抽出したデータ)
⑤「after:日付」:日付以降に受信したデータ
⑥「before:日付」:日付以前に受信したデータ
前回受信したメール以降のメールのみ受信したい
スプレッドシートでGmailのデータを取得して整理する際、難しいのが取得したメールの重複の削除です。取得したメールの内容を表に追記する際、同じメールを排除するのは手間。また、1日にスプレッドシートで受信できるメールの数にも制限があります。
前回受信したメール以降のメールのみ受信したい
Gmailには、上で紹介したように受信期間の検索条件があります。しかし、日付のみで時間まで指定して検索する方法については書いてありません。
そこで、検索条件として、Gmailでメールの受信日「時」以降と時間も含めて検索できないかと調べたところ、こちらの記事を発見しました。
検索に使う時間をエポック時間(UNIX時間)というコンピュータ上で使用する時間に変換すれば検索可能とのこと。
エポック時間はこちらで変換できます。
まとめ
今回は、Gmailで「検索条件」を上手く使って、欲しいメール「だけ」を抽出する方法について紹介しました。また、スプレッドシートでGmailを取得して整理する際に使えそうな検索条件も調べました。
次回は、これらの検索条件を上手く使ってスプレッドシートでGmailを取得して整理するツールを作成していきます。
お楽しみに。