eBay輸出(せどり)における仕入れの基本!3ポイント

eBay輸出(せどり)の成否を占う最大のポイントは「仕入れ」です。どんな商品でも相場より安く手に入れることができれば、利益を取ることができます。また、唯一、自分がコントロールできる場所です。

ここでは、eBay輸出(せどり)における仕入れの基本!3ポイントを紹介します。
 

ポイント 打率10割を目指さない

eBay輸出(せどり)における仕入れの基本!3ポイント

バッター2
 

eBay輸出で月間利益100万円を超える人でも仕入れに失敗することはあります。そういう方々が常に口にするのは、eBay輸出では全勝を目指すのではなくトータルで勝つことを目指すということです。例えば、10個の商品中3つで損失を出しても、残りの7個で利益を確保し、全体で利益がプラスになれば良いということです。どんなビジネス・投資でもそうですが、トータルで勝てば良いのです。eBay輸出では、全勝を目指すと成長できません。

ここで全勝を目指す人が陥る3つのワナを挙げます。
 

(1)売れるか考えすぎて仕入れができなくなる

考える

考えることは重要ですが、考え過ぎないこと。どんなトップセラーでも売ってみないと分かりません。
何をどんな基準・根拠で、いくらで仕入れたかを記録すること。それを実際に仕入れて販売することで、その仕入れが正しかったか、その基準が正しかったかが分かり、仕入れスキルが上がります。
 

(2)利益が出る価格で売れるまで待つため、在庫が溜まり資金が底をつく

お金

全勝を目指すと売れない商品が在庫として貯まっていき、資金が回転できなくなります。トップセラーは、売れない商品に見切りをつけ、すぐにその商品を処分(現金化)して、次の仕入れ資金に回します。資金が無限にある人はいません。限られた資金で利益を増やすためには、資金を回転させる必要があります。
 

(3)(1)・(2)の結果、経験値(=取引回数)が増えない

どんなことでも練習しなければうまくなりません。これはeBay輸出でも同じこと、取引の経験を地道に増やすことが成功の鍵です。しかし、全勝を目指そうとすると取引の各ステップのスピードが遅くなり、経験を増やすペースが遅くなります。eBay輸出ビジネスを始めて感じることは、成果を出す人は行動が早いということ。経験数(取引回数)を増やすことを意識しましょう。
 

ポイント 販売計画を立て、実績を日々確認する

eBay輸出(せどり)における仕入れの基本!3ポイント

計画
 

2つ目のポイントは販売計画を立て、実績を日々確認することです。これは、物販の経験がない人に特に強調しておきたいポイントです。eBay輸出を行う場合、アカウントを作成した当初は、出品価格・個数の上限が少ないため、資金管理は目分量で行うことができます。しかし、経験を積み、リミットが上がり仕入れ・資金の大きさが増えてくると目分量での資金管理は難しくなります。限りある資金をどれだけ効率よく使うことが出来るかが売上アップにつながります。そのためには、毎月の計画を立て、日々の進捗を把握して、活動を見なおしていく必要があります。
 

(1)計画を立てる

日々どのような商品を手に入れることが出来るかは、運という要素が大きいです。しかし、平均してどれくらいの単価の商品を何個くらい調達するかおおよその計画を立てることで、安定した仕入れを行うことができます。具体的には次のステップで計画を立てていきます。

①資金を確認
事業用の口座残高・Paypal残高と今月のカード決済額などから、今月の仕入れに回す資金を決めます。

②出品個数の確認
eBay輸出に取り組むことができる時間から、出品個数を決めます。

③平均単価の確認
①~②から、平均単価は次のように決められます。
平均単価=仕入れ資金 / 出品個数

実際は平均単価の商品を手に入れることはほとんどありませんが、目安になります。また、前月の売上などから、売上個数・目標を定めます。
 

(2)日々の状況の確認

計算
 

目標に従い、毎日、継続的に仕入れを行います。しかし、実際には、毎日コンスタントに商品を手に入れるることはできません。また、売上にも増減があります。このため、状況に併せてスピードを調整します。

①仕入れ金額・個数の確認
現在の、金額・個数を確認します。下記、他の工程(検品から出品)の状況が順調であるにも関わらず、不足していれば仕入れを強化します。

②出品状況の確認
検品・出品の個数を確認します。出品が追いつかない場合、検品・出品作業を優先します。

③売上状況を把握する
日々の売上個数・金額を確認します。売上金額が計画に追いつかない場合には、価格調整・Sale等、売上向上に向けた対策を取ります。

④手持ち資金を把握する
事業用口座とPaypalの残高を確認します。返品・返金その他費用の発生で手持ち資金が計画より少ない場合には、売上を増やす(売り切る)活動を優先します。

eBay輸出で成功するためには、計画を立て、日々実績を確認していくことが大切です。
 

ポイント 守りを考える

eBay輸出(せどり)における仕入れの基本!3ポイント

守り
 

仕入れの際、これくらい儲かるだろうだけで、仕入れてはいけません。仕入れ時のリスクを考慮する必要があります。仕入れの際に考慮すべき2つのリスクととそれを最小化する方法についてまとめてみました。
 

(1)不良品のリスク

中古品を取り扱う場合、商品のコンディションは一つ一つ異なるため、不良品のリスクは避けられません。このリスクはヤフオク等の個人間取引と店舗(ネットショップ含む)で異なります。
不良品の対策として次の4つを紹介します。

①商品状態・動作確認状況を確認する
商品の状態の確認、動作確認をしているかを確認しましょう。確認ができなければ、販売元に質問をしましょう。

②返品条件を確認する
返品可なのか、不可なのか確認しましょう。また、返品条件(返品可能期間、送料・手数料)なども確認しましょう。

③販売元の信頼性を測る(評価・評判)
販売元の他の販売商品を確認したり、取引時の評価(フィードバック)を見ることで、販売元の信頼性と専門性を確認しましょう。

(例)同じ「動作未確認」「ジャンク」でも・・・

販売元がそのカテゴリの商品ばかり売っている場合、本当に売り物にならないジャンク商品である可能性が高いです。何でも売っているリサイクルショップの場合は、動作確認ができないだけで、良いものがあるかもしれません。

①から③を考慮して、仕入れ価格(入札価格)を決めます。この対策で不良品のリスクを抑えることはできますが、ゼロにはできません。最後は、「経験数」を増やすことで、不良品のダメージを減らすことが大切になります。
 

(2)ジャンク商品のリスク

「ジャンク品」・「掘り出し物」・・・魅力的なキーワードです。お宝商品が入っているかもしれない、修理したら高く売れるかもしれない!と、ついつい仕入れてしまうこともあります。一方で、全部売り物にならないものばかりというリスクがあります。対策としては、修理・整備のスキルが無い限り、ジャンク品は、おまけ程度にするということ。修理・整備を考慮した仕入れをしないことです。
 

今回は、仕入れの基本的な心構えについて紹介しました。何度も書きますが、最大のポイントは、「経験数」です。紹介した3つの基本を考えながら、「経験数」を増やし、上手な仕入れでeBay輸出を楽しみましょう。「経験数」を増やせと言っても、eBay輸出だけをやっている訳ではない方も多いはず。そういった方にオススメなのがツールによる自動化です。
 

当研究所では、中古商品の最大の仕入元であるヤフオクでの仕入れを支援するサービスを提供しています。
 

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