eBayフォローセラーチェックツールを作ろう!(1)全体の流れ

2019-02-01

当ラボでは、誰もが無料で使うことができるGoogleスプレッドシートを使って様々なサイトから必要な情報の取得を仕組み化したツールを提供しています。

前回までに、プログラム(スクリプト)不要でWeb上のデータを入手できる関数、
・IMPORTXML関数
・IMPORTHTML関数
・IMPORTFEED関数
を紹介しました。よろしければ御覧ください。

当ラボでは、誰もが無料で使うことができるGoogleスプレッドシートを使って様々なツールを提供しています。このGoogleスプレッドシートには、ExcelにはないGoogle独自の便利な機能(関数)を持っています。今回は、そんな中でプログラム(スクリプト)不要でWeb上のデータを入手できる「IMPORTXML関数」を紹介します。 使い方今回は、ヨドバシ.comのこちらの商品の価格の取得を例にIMPORTXML関数を利用してみます。https://www.yodobashi.com/product/100000001002274011/この数式をスプレッドシートを開いて、適当なセルに入力すると=...

当ラボでは、誰もが無料で使うことができるGoogleスプレッドシートを使って様々なサイトから必要な情報の取得を仕組み化したツールを提供しています。前回は、プログラム(スクリプト)不要でWeb上のデータを入手できる関数、「IMPORTXML関数」を紹介しました。xPathというちょっとわかりにくい変数についても取得方法を含めて説明してあります。よろしければ御覧ください。今回は、「IIMPORTXML関数」と同様にプログラム(スクリプト)不要でWeb上のデータ(リスト・表)を入手できる「IMPORTHTML関数」を紹介します。 使い方今日は、...

当ラボでは、誰もが無料で使うことができるGoogleスプレッドシートを使って様々なサイトから必要な情報の取得を仕組み化したツールを提供しています。前回までに、プログラム(スクリプト)不要でWeb上のデータを入手できる関数、・IMPORTXML関数・IMPORTHTML関数を紹介しました。よろしければ御覧ください。今回は、これらと同様、プログラム(スクリプト)不要でWeb上のデータ(ページの更新情報を入手できる「IMPORTFEED関数」を紹介します。 使い方今回は「IMPORTFEED関数」を使って、eBayの商品リサーチの基本、Sold Listingのペ...

今回は、「IMPORTFEED関数」を活用して、eBayのフォローセラーチェックツールを作成する方法を紹介します。

ポイント 完成イメージ

フォローセラーのリスト内の各セラーに対して至近の販売状況を取得、そこから、フォローしているセラーの直近3日の販売実績の一覧表を作成します。

ポイント 作成の流れ

本ツールは、次のような流れで作成します。

(1)URLの作成方法の確認

各セラーの至近の販売実績の更新情報(RSS)を取得するURLを調べます。そのURLの文字列中のセラーIDを変更すれば、他のセラーのデータが取得できることを確認します。

(2)作業シートの作成

 作業シートには、
  ・セラーIDリストの入力部
  ・URL作成部
  ・更新情報取得部
  ・後処理に必要なデータ抽出部
の4つの部分から構成されます。

・セラーIDリストの入力部

 ここに記入されたセラーリストを順番に処理していきます。

・URL作成部

 (1)で調べたURLを作成します。セラーIDを別のセルに分けることで、セラーIDを変更したURLを簡単に作成することができます。

・更新情報取得部

 今回は、IMPORTFEED関数を使ってフォローセラーの販売実績の更新情報を取得します。IMPORTFEED関数とはGoogleスプレッドシート独自の関数で、指定したWebページの更新情報RSSから必要なデータを取得することができます。

・後処理に必要なデータ抽出部

 取得した更新情報から、スクリプトで使用する販売日(Sold Date)及び画像表示用のパラメータを抽出します。

(3)スクリプトの作成

 セラーIDリストからセラーIDを順番にURL作成部に貼り付けて、更新情報を取得。その後、至近の販売実績を取得して、「出力」シートに貼り付けます。コメントを含めて30行程度の簡単なものです。

ポイント まとめ

 今回は、フォローセラーチェックツールの概要とその作成の流れについて紹介しました。次回以降、実際の作成作業に進んでいきます。
 お楽しみに!

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