Googleスプレッドシートで文字列抽出に使う関数(3)Split関数

2019-02-22

Googleスプレッドシートには、Web上からデータを抽出する関数が用意されています。

これらについては、こちらで紹介してきました。

これらの方法で収集したデータには、不要な文字列が含まれていることが多いです。そのため取得したデータから必要な文字列「だけ」を抽出する技術が必要です。

連載で文字列の中から必要な文字列を抽出するために使用できる関数をいくつか紹介します。前回は、Len関数を紹介しました。

Googleスプレッドシートには、Web上からデータを抽出する関数が用意されています。これらについては、こちらで紹介してきました。 GoogleスプレッドシートIMPORTXML関数:プログラム不要Webデータを取得 GoogleスプレッドシートIMPORTHTML関数:プログラム不要Webデータを取得 GoogleスプレッドシートIMPORTFEED関数:プログラム不要Web更新情報を取得これらの方法で収集したデータには、不要な文字列が含まれていることが多いです。そのため取得したデータから必要な文字列「だけ」を抽出する技術が必要です。連載で文字列の...

今回は、文字列を分割するSplit関数を紹介します。

ポイント Split関数とは?

指定した文字または文字列の前後でテキストを分割して、分割した内容を同じ行の別のセルに表示する関数です。

ポイント 使用例

例として、「青/赤/緑」と「/」で区切られている文字列をSplitで分割してみます。

=Split(処理する文字列,区切る文字列)

と記載します。

この例の場合、数式を記載したセルから右の列に向かって「青」「赤」「緑」と表示されます。

ポイント Tips

Split関数では、分割した内容をセルに並べて表示してくれます。その分割した内容の一つだけ使用したい場合は、「Split関数」と「query関数」を組み合わせて使用します。

上記例の2行目に、「青/赤/緑」から「赤」だけを抽出する場合、Split関数で分割した「青」「赤」「緑」という3列(Col)のデータ(配列:query)の中から、Query関数で、2つめを選択(Select)しています。

ポイント まとめ

今回は、文字列を分割するSplit関数を紹介しました。

URLなど、特定の文字列で区切られたデータから必要な文字列を抽出する場合に使うと便利です。使ってみて下さい。

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