Googleスプレッドシートで文字列抽出に使う関数(4)Mid関数
2019-02-23
Googleスプレッドシートには、Web上からデータを抽出する関数が用意されています。
これらについては、こちらで紹介してきました。
- GoogleスプレッドシートIMPORTXML関数:プログラム不要Webデータを取得
- GoogleスプレッドシートIMPORTHTML関数:プログラム不要Webデータを取得
- GoogleスプレッドシートIMPORTFEED関数:プログラム不要Web更新情報を取得
これらの方法で収集したデータには、不要な文字列が含まれていることが多いです。そのため取得したデータから必要な文字列「だけ」を抽出する技術が必要です。
連載で文字列の中から必要な文字列を抽出するために使用できる関数をいくつか紹介します。前回は、Sprit関数を紹介しました。
今回は、Left・Right関数と同じく文字列内の一部を抽出するMid関数を紹介します。
Mid関数とは?
指定した文字列の中の中から、一部の文字を抽出する関数です。
使用例
例として、「税込み2500円」という価格情報から、数字部分である「2500」のみを抽出してみます。
=Mid(指定した文字列,開始位置,抽出文字数)
と記載します。
この例の場合、「税込み2500円」という文字列の4文字目から4文字「2500」が返ってきます。
Tips
このMid関数も、Left・Right関数と同じようにLen関数を使うと、桁数が違う価格データから数字部分を抽出することができます。
数値として明確に認識させるためには、Mid関数を1倍(x1)をするのが簡単です。
まとめ
今回は、文字列内の一部を抽出するMid関数を紹介しました。
実際には、Len関数などと組み合わせて使うことが多いです。いろいろ試してみて下さい。